2019ハンドボール女子世界選手権熊本 決勝 オランダvsスペイン World Women’s Handball Championship Kumamoto final match NED vs ESP

2019ハンドボール女子世界選手権熊本 決勝 オランダvsスペイン World Women’s Handball Championship Kumamoto final match NED vs ESP

決勝 オランダ対スペイン final match NED vs ESP

2019/12/15(日)  パークドーム熊本 Park Dome Kumamoto

オランダ NED vs スペイン ESP

 30        29

オ ラ ン ダ 初 優 勝

準決勝予選ラウンド・メインラウンド無傷で勝ち上がってきた

優勝候補ロシアを大接戦の末に勝利し決勝に進出したオランダ艦隊が

中央の分厚い攻めと巧みなサイド攻撃で、準決勝もう一つの

優勝候補ノルウェーを破ったスペイン艦隊を撃破。

ハンドボールは試合終了ブザーが鳴るまでどちらが勝つかわからない

この試合も試合終了30秒前の攻防で勝負の分かれ目が。

前半 FIRST HALF

山鹿灯篭祭り

両国の国歌斉唱

舌を出して戦闘開始の挨拶

他のボールスポーツではありえない抱き着くのも正面からなら

罰則付きの反則にならない。

ゴール前は攻撃側、守備側の反則すれすれの取っ組み合いが

行われるのがハンドボール。

守って速攻 ピンチの裏にチャンス有り

攻撃側はゴール前中央に陣取るピボットというポジションの選手に

いかにボールを繋ぐかが大きな流れになり、ボールを左右に散らし

選手が走り回り守備側の陣形を崩してシュートを打つ

固く守っているデフェンスの外側からシュートを打てると、

攻撃のパターンが広がる

こういう選手が日本にも一人欲しい

今大会ベストセブン(レフトバック) 86 Alexandrina Cabral  シュート

なにも拝まなくても

ポスト10 Snelder Danick 豪快なシュート

大柄な選手が多いチームはゴールラインから6m前に引かれている

ゴールエリアライン近くで並んで守備する事が多い。

前半は13スペイン - 16オランダ

後半 SECOND HALF

オランダが腕力でスペインの攻撃を防御

ハンドボールは格闘技

ホィッ

今日もポストプレーが充実のオランダ

センター付近の防御が厚くなると、サイドの守りが手薄になりやすい

オランダはサイドプレーヤーの得点が多い

準決勝でオランダに借敗のロシアチーム、その後ろは日本チームかな

86 Alexandrina Cabral 7mスロー成功

両チームベンチは神頼み状態

29-29 試合終了30秒前スペインチーム タイムアウト

見ている観客もこれから先どうなるのか、盛り上がり感がピークに

試合終了30秒前 勝負の分かれ目

ベストセブン(レフトバック)スペイン 86 Cabral Barbosa Alexandrina シュート

これが決まればスペイン優勝だっただろう

しかしそのシュートをベストセブン(ゴールキーパー)

オランダ 33 Tess Wester が防ぐ

ゴールキーパーが前線へ投げようとしたボールを

速攻を阻止しようと 44 Hernandez Serrador Ainhoa 至近距離でブロック

反則を して7mスローの失敗を祈る選択をするしかスペインには道がなかった

オランダチーム猛抗議

試合が一時中断

44 Hernandez Serrador Ainhoa レッドカード退場  やはりオランダに7mスロー

8 Abbingh Lois 7mスローを決めた瞬間に試合終了ブザーが鳴りオランダが勝利

2015年 デンマーク大会 銀

2017年 ドイツ大会 銅

2019年 熊本 オランダがついに初の金メダル

どちらが勝ってもおかしくなかったゲーム

2021年世界選手権はスペイン開催

マスコットキャラも応援に来て、会場内を闊歩し愛嬌を振りまいていましたが

残念ながらスペインの初優勝は次回大会以降にお預けに

世界選手権の決勝に相応しい大熱戦でした。

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