鐘楼周辺朝の散歩
4日目 西安・兵馬俑
ついに念願叶ってこの目で見ることができた兵馬俑。
日本語ガイドの孫さんに案内していただき、とても楽しく見て廻れました。
兵馬俑を見たまではよかったのですが、西安駅では苦難に見舞われた。
上海行き寝台特急Z94が天候異変により、出発時間が大幅に遅れ、17時出発のはずが、深夜1時半に西安駅を出発する事になった。
言葉の通じない地では、ちょっとした事がわからなくて、大変な事態に発展して行く可能性があるという事を、身に染みてわかった。
4日目の予定 (2010年7月25日)
- 鐘楼の近くにあるホテル周辺朝の散歩
- タクシーを拾って秦始皇兵馬俑博物館へ
- 世界遺産兵馬俑見物 日本語ガイド付き
- 兵馬俑博物館から西安駅へ
- 上海行寝台直達列車Z94遅延により西安駅で9時間待機
鐘楼の近くにあるホテル周辺朝の散歩
朝8時過ぎ、ホテルの近くを散歩した。
旅先の日曜日の朝は、のどかで大好きだ。
午前8時00分頃
山東煎餅屋 ネギを焼いたやつかな?
朝飯は油条(揚げパン)
1元でたっぷりあったので食べきれるかと思ったが、歩きながら食べているうちに、すっかりなくなっていた。味はあまりないのだがそれが却っていくらでも口に入る。
道路いっぱいに広がって歩くおばさん(おねえさん?)たち。どこの国でも同じです。
こういう所で食事を済ませる事が出来たら、10元もあれば十分だ。
これぐらいの規模の店でも、結構従業員がいてるのだなと思った。
鼓楼の前にある広場を鐘楼のあるロータリーへ向かって歩く
ネムの木の花が、ちょうど咲いていた。
屋根瓦の上に鯱鉾やら、なんやら賑やかなものが並んでいる。
魔除けとしてあるのだろうけど、こういう出っ張りに雷は落ちるんだろうな。
星巴克珈琲=シン・バ・ク・カーフェイ=スターバックスコーヒー
ロゴでわかるけど、中国人の当て字はいったい誰が考えているんでしょう?
西安の日常風景
鐘楼は中国語では钟楼と書くので、中国の地図を見て探した時、鐘楼がないという風にならないように、経験談。
鐘楼へ向かう地下道
ロータリーの中にある鐘楼へ行くには地下道を通っていく。
地下道にあるみやげ物店では、値下げ交渉があちらこちらで繰り広げられていた。
各地での攻防は、見ているだけでも面白いので、しばらく見物していた。
中国人の巧みな交渉術に対抗するには、相手を知る必要がある。
鐘楼見物
十回鳴らすと願いが叶うという梵鐘
鐘楼の中にはいろいろ展示物が展示され一通りは見たけど、あまり目を引くモノなかったで何を見たのかは覚えていない。
中国郵便局
明の時代の役人も、この石の欄干に手をついて、街を見ていていたのかなぁ。
スモッグで2、3km程先が霞んで見える。
昔の日本も酷かった。
小学生の頃、光化学スモッグ警報が発令されると学校では運動場に出る事ができなかった。
気がつけば、午前11時を廻っていた。
ちょっと時間を使い過ぎたので急いでホテルへ戻る。
中国のホテルは、12時までチェックアウトが可能なので便利だ。
兵馬俑へ出発
ホテルに帰り、チェックアウトして兵馬俑へ向かう。
手っ取り早くホテルの前で暇そうにしていた写真のタクシーで行くことにした。
タクシーの運転手と交渉
往復で300元、兵馬俑まで80kmあると言う。
ほんまかどうか知らないが、話半分としても大阪−京都ぐらいの距離はあるみたいだから、片道で150元ならよいと言った。
片道だけは嫌がっていたが、これで行く事になった。
午前11時30分頃
4日目②へ続く