2日目 国宝?高知城見物とカツオ料理

高知城

てっきり国宝かと思ってた高知城天守

徳島駅ー阿波池田駅 特急剣山3号

徳島駅

2日目は徳島から高知・中村へ移動

ホテル千秋閣のしっかりした朝食を食べ

駅弁を売ってない、電車が走っていない徳島駅へ

徳島駅 特急剣山3号

徳島駅に入って来る電車はいや汽車は全てディーゼルカー

汽車の本数を見ると阿波池田・鳴門方面へは平日昼間1時間に3~6本

阿南方面が同様に1時間に2本ぐらい

確かに少ない、県庁所在地の駅でこんだけ?

これぐらいなら電化する必要がないのも納得する。

やはり四国の交通の主力は自家用車なんだろう。

いっそうディーゼルもやめて

日本じゅうにある蒸気機関車をかき集めて

全列車蒸気機関車牽引を売りにしたらどうだっか?

徳島駅 特急剣山3号

徳島から高知へは直通列車がないので

9時00分発 特急剣山3号 で阿波池田駅まで行き

10時20分岡山駅始発の高知行 特急南風3号 に乗り換えで行く

徳島駅

9時00分徳島駅出発

電柱、架線がないのでスッキリしていい

物事はプラスに考えた方が楽しく生きれる

吉野川

阿波池田駅までは吉野川沿いの平野を

速くもなく、遅くもないスピードで走る

徳島線沿線は駅の周辺こそ民家集落があるが

田畑、耕作放棄地が多く人口密度の少ないがよく解る

この路線は他府県の人が通り過ぎるような所ではないので

地元の人が用があって移動する事ないかぎり

鉄道利用は厳しいだろうなと感じた。

特急剣山3号車内

お盆初日2両編成の汽車に乗って移動する人はほんの僅か

指定席にする必要がなかった

阿波池田駅ー高知駅 特急南風3号

阿波池田駅

10時15分阿波池田駅到着

以前高校野球で旋風を起こした 池田高校 がある

こんな田舎にある高校が人口の多い都会の学校を圧倒して

全国制覇、春夏連覇して一世風靡し、

甲子園球場には若い女性ファンが押し寄せた時期があった。

約5分程して高知駅行 特急南風3号 が岡山からやって来た。

土讃線も吉野川沿い伝いに走る

しかしここからは徳島線とは違って平坦な所が少ない。

山間を削り取り、列車が1本通れる僅かな所を縫うように

ガタガタ揺れまくりながら爆走する。

時々吉野川上流の綺麗な景色が木々の間から見えるが

すぐに木々に邪魔され退屈な景色になる。

30数年前 急行あしずり号 に乗って高松駅から高知駅へ行った事があった。

人生2回目の一人旅

お盆休み満員状態で座る事は出来たが、

冷房は当然なくガタガタ思い切り揺られ

高知駅に着いた時はふらふらになった。

あの時の車窓から吉野川の綺麗な景観を思い出す。

土讃本線 大歩危駅

大阪からそんなに遠くもないのだが

四国は少し奥に入ると秘境感が滲み出てくる

人が住むにはこれぐらいの人口密度で

自然がある所のほうがいい。

若い時からそう考えていたが

仕事の関係、親の介護などで

どうしてもチャンスがなかった。

特急南風3号車内

岡山ー高知間は結構需要があるのか

座席はどの車両も程々埋まっていた。

高知到着

高知駅

11時30分高知駅到着

しかし趣味の悪い列車デザインだ

安易なキャラクター利用

それ以外何もない

比較して申し訳ないがJR九州とは大違い。

高知駅

この日は中村で宿泊する事になってますが

昼御飯を高知市内にある ひろめ市場 でカツオ料理を食べます。

駅から歩いて行ける距離ですが、クソ熱く汗をかきたくないので

タクシーで行きました。

料金は900円ぐらいだったかな

高知駅ーひろめ市場・高知城 ルート

高知 ひろめ市場で昼食 カツオ塩たたき・にぎり

御馴染み明神丸の藁焼きパフォーマンス

この店は人気でいつも店の前に行列が出来ている。

並んでいる間藁みなさん藁でカツオを焼くシーンを撮影している。

塩カツオたたき

当たり前だが

普段食べているスーパーで買ったカツオとは違って生臭くない

身がしっかりして、若干藁の焼けた香りがする。

天日塩が振りかけてあるのでスライスしたニンニクと併せて

食べるのがさっぱりして一番美味しい食べ方だなっと思う。

カツオたたきの握り

握りもとても美味しい。

大阪では食べれない。

私はカツオが大好きでよく食べているが

カツオのたたきの握りは高知に来て初めて知った。

国宝?高知城見物 天守と本丸御殿が現存する唯一の城

高知城

中村行 特急あしずり7号 は15時43分高知駅発

昼飯の後少し観光の時間があるので国宝とばっかり思ってた高知城を見物

国宝高知城?

石碑には国宝となっている

しかしその横にある粗末な茶色の看板には

国宝ではない理由が書いてあったような気がするが

ちゃんと見てなかった。

高知城

江戸時代以前に建設された天守が今も残る現存12天守とは

姫路城彦根城松江城・備中松山城・

丸亀城・松山城・宇和島城・高知城・

犬山城・丸岡城・松本城・弘前城

そのうち国宝が姫路城・彦根城・松本城・犬山城・松江城の五つ

高知城天守と本丸御殿

高知城は関ケ原の合戦後1601年掛川から高知に移って来た

山内一豊が築城にかかったとされ

1727年火災により天守を含め城の殆どが消失し

1749年に天守が再建完成したのが現在も残っている

それでは何故国宝でないのだろう?

1749年という中途半端な時期に再建されたから?

高知城には他の現存12天守にはない決定的なプラス要素がある

天守と併設されている御殿も現存している城は高知城だけなのだ。

天守と御殿見学してわかるのが

当時の武士たちが城の中での普段どうやって

過ごしていたか、天守だけでは分からない事が解る事が出来る。

それだけ他の城と違う見応えがある城だと思う。

本丸御殿内「書院造」

殿様や家来たちがどこで執務していたかよく分かる

本丸御殿内「書院造」

涼しい風が通り抜けてきます。

息をきらし天守まで上ってきた体を冷やしてくれます。

出来る事なら畳の上で横になってみたいです。

天守内展示コーナー

こういった展示物は他の城では見た事がなかったのでじっくり拝見

村の長と童たち

なんとなく気品がありそうなので村の長だろうか

町民の童たちと談笑中

稽古中の土佐藩士

こちらは上級武士だろうか

日々たゆまない訓練は日常茶飯事

展示最上階

県庁所在都市にある城の周辺には大概

自治体役所、NHK、KKRホテルがセットである。

天守内急で滑りやすい階段

現存12天守の階段はどこもそうだが人間工学とはなんぞや

言わんばかりの滅茶苦茶急で滑りやすい木造階段。

絶対に手摺を握ってゆっくり降りて下さい。

もし足を滑らしたら旅行どころでないえらい事になります。

高知駅ー中村駅 特急あしずり7号

高知駅

30数年前の高知駅は地上駅舎で車止めのあったホームで

急行あしずり号からホームに降りた記憶が微かにあったのだが

新しくなった駅舎は記憶のかけらも重なるものがなかった。

高知駅

特急あしずり7号 15時43分高知駅発に乗り

今日の宿泊地中村駅まで行きます。

高知駅

誰かいます

土佐を代表する3名でした

高知駅

土佐勤王党の3名 坂本龍馬・中岡慎太郎・武市半平太

もし坂本龍馬がいなかったら日本の歴史はどうなっただろうか?

清流 仁淀川

特急あしずり7号は高知駅を出発して10分もしないうちに

清流仁淀川にかかる鉄橋を渡る

こんな綺麗な川が家の近くにあったらなぁ。

いや、うちの近くにも清流大和川が流れてるいるではないか!

特急あしずり7号

車内はがらすき、中村方面へ向かう乗客はあまりいないようでした

土佐湾があるとはいえ太平洋に直接面しているので

台風の時は凄い波が来るのかな

高知は山、川、海の自然と都市が近く

住むには大阪、東京などの都会なんかより遥かにいい。

これからは四国の時代がくるかもしれない

中村到着

中村駅

17時27分中村駅到着

四万十川がある中村に来たの初めて

前から一度来たかった。

中村駅

宿は駅から近いホテルココモというビジネスホテル かな?

徳島もなかなか宿が取れなかったが、中村もホテル自体が少ないせいか

やっと取る事が出来た。

お盆休み時期の予約はかなり早めにしたほうがいい。

高知の最後はサバ棒寿司とカツオ料理

ホテルココモー郷土料理 花ぜん ルート

中村駅の廻りにはあまり食事をする所がなく、

どちらかと言うと街外れにあるような感じ

ホテルココモはさらに繁華街のある方とは真反対にある。

食事に行く時は歩いても行けない事はないがタクシーが必要になる。

中村 郷土料理 花ぜん での晩飯

高知の最後の夜は御当地名物を堪能

google mapで口コミ、メニュー写真をじっくり見て決めた

郷土料理 花ぜんという料理店

あとで分かったのが結構有名な店だったようです。

清水サバの棒寿司

夏場なので脂のノリはあまりなかったが、程よい旨味があり

肉厚で歯ごたえのある新鮮な清水サバは

ここまで来ないとなかなか食べる事が出来ない

また飾り包丁が食欲をそそる

カツオ塩たたき

昼に高知市内で食べた塩カツオとはまた違って薬味が多い

カツオ塩たたき定食

連れはカツオ塩たたき定食に鮎塩焼き

この店は定食も充実して煮物も美味しそう

鮎の塩焼き

3日目へ続く

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