2010 中国横断列車旅と世界遺産巡り 一日目 広州② 西関上下九路 蓮香楼でグルメ

西関上下九路 蓮香楼でグルメ

海珠広場にあるホテルに泊まります

広州賓館は地下鉄海珠広場駅B3出口出てすぐ

広州賓館に隣接するレストラン「銀灯食府」、飲茶が楽しめます。

良く言えば落ち着いた雰囲気。客観的に書くと老朽化を感じさせる建物。

部屋に入ったとたん荷物を開け着替えたので、かなり散らかってます。

中国のホテルは、部屋が広い。シングルルームが少ないのか、楽天トラベルの予約では、ツインやダブルばかりのように思える。

フロントに届いていた、T98次・広州東駅−鄭州・硬臥の切符。
現地に着いてから買いに行っていては、絶対に手に入らないので、中国・桂林にある旅行社を通じて購入しました。
翌日18:05時に広州東駅を発車、鄭州へは翌々日9:15時に到着します。

楽天トラベルの予約ではシティビューとなっていたが、新旧取り混ぜてのシテイビューなので、見方によっては一度にいろいろ見れてお得か?広州は発展著しい。

広州グルメを味わいに上下九路に行きました

ホテルで一息ついて、広州で楽しみにしていた飲茶をしに、風情がある西関地区の上下九路近辺へ行きました。
地下鉄「海珠広場駅」からは、「公園前駅」で1号線に乗り換えて、4つ目の「黄沙駅」で降りて北へ5分、10分ほど歩いたところにありました。

11月のアジア大会に向けて、たくさんの観光客が立ち寄る広州の顔である為か、御化粧直しをしている店が多く、残念やった。
昨年12月蘇州へ行ったときに、上海の外難に立ち寄りましたが、あの時も大規模な工事をしていて、ちょっとがっかりしました。

第十甫路を少し歩くと有名な「陶陶居」がありました。
今日はこの先にある「蓮香楼」に決めています。
次回はこの店にしようかと思っています。

細身の小姐が待ち構えてます。

中国人はチャイナドレスの似合うスタイルのいい女性が多い。

このあたりの建物は独特な形式をしています。
1階が通路になっていると言おうか、通路の上に2階が張り出していると言おうか、たいへんユニークでいいと思いますが、人が多く込み合ってくると、ちょっと通りづらいです。

日本人にも有名な蓮香楼

「蓮香楼」は「陶陶居」のすぐそばにありました。

この店も有名な「蓮香楼」です。
インターネットでいろいろ下調べしたら、値段が安く味もいいみたいなので、この店にしようと考えていました。

この店に来た理由としてもうひとつ、月餅の老舗として評判が高かったので、月餅が大好きな自分としては一度試してみたいと思ったからです。
3種類1ケづつ買いました。値段は3つで68元でした。
日本のものより、かなり大きいいです。

蓮香楼で買った月餅。3種類3ケで68元。
月餅もピンからキリまであるようで、自分の買ったのはビニール袋入りの自宅で食べるようなやつです。カンのケースに入っている贈答用もありましたが、値段は相当高そうでした。
味は、日本で食べているものとは随分ちがって、餡がアーモンドのような味がした。お茶より、コーヒーのほうがあってるような感じがした。

2階がレストランになっています。
のこのこ上がって行き、入口の小姐に「1个人」(イーガレン)と言うと、席に案内してくれました。この辺の順序は日本と同じでしょうから、一人と言えばよいのだろう。
後は席について、メニューを見て注文するだけです。

とりあえず、お茶は何にするかと聞いてきたみたいなので、普通に日本語で「プーアル茶」と言った。
最初、何それ?というような表情を見せたが、すぐに分かった見たいで、中国語で復唱していた。
日本では、まともなプーアル茶を飲んだ事がなかったので、どんな味がするかなと思っていましたが、やはり飲み慣れてないせいか、まずくはなかったですが、あまり美味しいとは感じなかった。

メニューは何も言わなくても持ってきてくれました。
今回、旅行の前に、少し勉強してきたのですが、料理名からどんな料理なのかイメージできなかった。
うーんと言いながら考えていると、これはどうかとお勧めの品があるらしく、しきりにメニューの中の1品を指さしてくるので、「それ、チェイガ」と言うと素直に注文してくれたことに少し喜んでいる風に見えた。

お勧め料理は鳥料理でした。メニューでは一番左上の48元になっているやつです。
正直、鴨か何の鳥かわからなかったのですが、皮はパリっとして香ばしく、香辛料が効果的に効いていて、中の肉に味がしみこんで、ほんとに美味しかった。
また行ったら食べて見たい。

続いてエビシューマイが来ました。
これはメニューでは点点心?の119番、13元のやつです。
味は、プリプリして、美味しいことは美味しかったのですが、少し胡麻油が気になった。

最後に「蓮香焼飯」を注文しました。それから冷たいビールと。ビールを注文するときには、念のため「ピンダ ピイジョウ」と言って注文しました。
広州だけあって、珠江ビールを持ってきました。
青島ビールにしてもそうですが、中国のビールは軽いからちょっともの足りない、味の濃い中国料理を食べる時には、どしてもエビスビールあたりが欲しくなる。
焼飯はいろいろな具が入っていて、ぎんなんみたいな実の食感が印象的だった。たいへん美味しかったですが、自分の好みから言うと、もう少し油を飛ばして欲しかった。
小姐が近くを通りかかった時に「マイタン」と言って勘定してもらった。105元だった。

安い。大満足。

黄昏時の上下九路をぶらぶら散歩

店を出ると、あたりは黄昏時を迎えていました。
異国にいる情緒がさらにかきたてられて、とてもいい雰囲気やった。

蒸し暑いですのですが、ぶらぶら歩くのがとても心地よかった。

この辺りからさらに人が多くなってきて、賑わいがいっそう増してきた。

各店の売り込みが、やかましかった。
「安いよ、安いよ」とか「10ケまとめて買えば◎元、・・▼元」てな事を、言っているような気がした。

この店は「食は広州にあり」で有名な「広州酒家」です。
広州に来た日本人なら、たいていの人は訪れるのでないでしょうか。

かなり賑わってました。

上下九広場。
まだ午後7時半ですが、今日はこれぐらいにして、ホテルに向かいました。

アジア大会のマスコットキャラクター羊ちゃんたちと、万博のマスコットキャラクター「海宝」君。
アジア大会は、オリンピックに次ぐ規模のスポーツイベントと聞いているのですが、ここ広州では盛り上がっているのだろうか?

地下鉄で海珠広場に

ホテルの近くにあるセブンイレブン。
ホテルの近くにコンビニがあると便利ですね。
中国ではコンビニを便利店というそうだ。
前から思っている疑問がある。
中国では外来語を、だれが中国語の名付をするのだろうか?

セブンイレブンでは珠江ビールと、明日の分の水、ジュースを買った。
グリコやカルビーなどの商品が、現地仕様で置いてあるの見て思った事は、中国には様々な企業が進出して、政治的にはやっかいな国だが、経済的に、したたかに儲けているのは、日本企業ではないだろうかと。

広州賓館

8時半にホテル到着。
移動の多い今回の旅では、持ち物は最小限にし、リュック一つで済ませた。
Tシャツや下着も余分に持っていかなかったので、ホテルに戻ってから早く寝たかったが、風呂に入って、洗濯をしてからじゃないと、寝る事ができなかった。
今日の所はこんなとっこです。

2日目へ続く